【HER2陽性胃がん：一次治療（OS）】「タイケルブ＋カペシタビン＋オキサリプラチン」vs「カペシタビン＋オキサリプラチン」
HER2陽性の胃食道腺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カペシタビン＋オキサリプラチン」治療に「タイケルブ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。 事前に […]
月: 2015年11月
【膵がん:二次治療（OS）】「オニバイド＋5-FU+ロイコボリン」vs「5-FU＋ロイコボリン」
NAPOLI-1（Lancet） 「ゲムシタビン」を含む治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「5-FU＋ロイコボリン」治 […]
【胃がん：一次治療】「S-1＋オキサリプラチン＋ロイコボリン」vs「S-1＋ロイコボリン」vs「S-1＋シスプラチン」
進行再発例で、「S-1＋ロイコボリン＋オキサリプラチン」が奏効率66％と、「S-1＋ロイコボリン」43％、「S-1＋シスプラチン」46％に比べぶっちぎりに効く。 重度の副作用は、好 […]
【HER2陰性乳がん：一次療法】「S-1」vs「タキサン」
内分泌療法抵抗性人が初めての化学療法を考える場合、「S-1（経口）」治療を選択しても「パクリタキセルまたはドセタキセル（静注）」に劣らない生存期間が期待できる。 本試験の結果を踏ま […]
【マントル細胞リンパ腫：一次治療】「化学療法+リツキサン」vs「化学療法」(追跡期間：6年)
「フルダラ+シクロホスファミド」に「リツキサン」を加えて6年後の結果。 PFSで14.9ヵ月延長(2倍に延長)、生存期間を7.5ヵ月延長。 完全奏効率は12.8％の差(52.7％ […]
【ALK陽性肺がん：二次治療】アレセンサ
ALK融合遺伝子陽性で、「ザーコリ」治療を受けていたが増悪した人でも、「アレセンサ」治療を受けることで腫瘍縮小効果が期待できる。 便秘(33％)、倦怠感(26％)、浮腫(25％)が […]
【HER2陽性乳がん：術後治療（4年DFS）】「ハーセプチン→タイケルブ」vs「ハーセプチン＋タイケルブ」vs「タイケルブ」vs「ハーセプチン」
ALTTO（JCO） HER2陽性の人が手術後の治療を考える場合、「タイケルブ」を含む様々な治療を選択しても「ハーセプチン」治 […]
【多発性骨髄腫：維持療法】「レブラミド」vs「レブラミド+プレドニゾロン」
維持療法として「レブラミド」単独治療は、「レブラミド＋プレドニゾロン」併用療法と比べると、統計的有意差はなかったものの無増悪生存期間で9ヵ月短かった。 【原著】 2015年11月1 […]
【多発性骨髄腫：一次治療】「化学療法＋レブラミド」vs「メルファラン＋自家造血幹細胞移植」
「化学療法＋レブラミド」の併用療法を「自家造血幹細胞移植(ASCT)を併用した大量メルファラン療法」と比べると、無増悪生存期間において14.3ヵ月も短く、標準治療が塗り変わるには至 […]
【脳転移HER2陽性乳がん：二次治療】「ジオトリフ」vs「ジオトリフ＋ビノレルビン」vs「主治医の選択による治療」
脳転移があり、HER2陽性で「ハーセプチンまたはタイケルブ」治療をしたことがある人は、「ジオトリフ」を含む治療を選択してもベネフィットを得られる可能性は高まらない。 【発表】 20 […]
【卵巣がん：一次治療（PFS）】「ニンテダニブ＋パクリタキセル＋カルボプラチン」vs「パクリタキセル＋カルボプラチン」
初めての治療を考える場合、「パクリタキセル＋カルボプラチン」治療に「ニンテダニブ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。 「ニンテダニブ＋パクリタキセル＋カル […]
【去勢抵抗性前立腺がん(≧75歳)：一次治療】「イクスタンジ+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」
去勢抵抗性となった人は、たとえ75歳以上であっても、アンドロゲン除去療法に「イクスタンジ」治療の追加を選択することで、生存期間の延長が期待できる。 試験では25.1ヵ月から32.4 […]
【S-1既治療胃がん：二次治療】「S-1＋パクリタキセル」vs「パクリタキセル」
過去に「S-1」が含まれた化学療法を受けたことがある人が、「パクリタキセル」治療を開始する場合、「S-1併用」を選択肢ても無増悪生存期間も生存期間の延長も期待できない。 日本の試験 […]
【急性骨髄性白血病：一次治療】「化学療法＋ネクサバール」vs「化学療法」
「ダウノルビシン＋シタラビン」に「ネクサバール」の上乗せを選択することで、無イベント生存期間が9ヵ月から21ヵ月に延長。3年無イベント生存率が21%から40%に増加。 しかし、重度 […]
【膵がん：一次治療（PFS）】「ビスモデギブ＋ゲムシタビン」vs「ゲムシタビン」
転移が認められた人は、初回治療として「ゲムシタビン」に経口ヘッジホッグ経路阻害薬「ビスモデギブ」を加える選択をしても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。 【発表】 2015年11 […]
【HER2陽性乳がん：術前治療（pCR）】「タイケルブ＋ハーセプチン＋パクリタキセル」vs「ハーセプチン＋パクリタキセル」vs「タイケルブ＋パクリタキセル」
HER2陽性の人で、手術を受ける前に「パクリタキセル＋ハーセプチン」に「タイケルブ」の上乗せを選択しても、病理学的完全奏効率の向上は期待しにくい。 【発表】 2015年11月2日 […]
【髄膜腫：一次治療（FFS）】「ミフェプリストン」vs「プラセボ」
切除不能な髄膜腫と診断された人が初めての治療を考える場合「ミフェプリストン」治療を選択しても、治療成功期間、生存期間の延長は期待しにくい。 【発表】 2015年11月2日 【試験名 […]
【消化管間質腫瘍：術後治療（5年RFS）】「グリベック3年投与」vs「グリベック1年投与」
再発リスクが高い人が手術後の「グリベック」の治療期間を考える場合、「3年投与」を選択することで「1年投与」を選択した場合に比べ、5年無再発生存率の向上が期待できる。 【発表】 20 […]
【頭頸部がん：維持療法（DFS）】「タイケルブ」vs「経過観察」
Ⅱ-ⅣA期頭頸部扁平上皮がんと診断され、手術後に化学放射線療法を受け、病勢の進行が認められなかった人が次の対応を考える場合、「タイケルブによる1年の維持療法」を選択しても無増悪生 […]
【甲状腺がん（日本人）】「レンビマ」vs「プラセボ」
SELECT（Cancer Sci） 放射性ヨウ素治療抵抗性の分化型甲状腺がんと診断された人が次の治療を考える場合、日本人であっても「 […]