【HER2陰性乳がん：一次治療】「ハラヴェン＋ゲムシタビン」vs「パクリタキセル＋ゲムシタビン」
HER2陰性の人が初めての治療を考える場合、「ハラヴェン＋ゲムシタビン」治療を選択しても、6ヵ月時点においては「パクリタキセル＋ゲムシタビン」治療を上回る無増悪生存率は期待しにくい […]
月: 2017年10月
【大腸がん：化学療法抵抗性】「オンツキシズマブ」vs「プラセボ」
化学療法が効かなくなった人は、抗エンドシアリンヒト化モノクローナル抗体「オンツキシズマブ」を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい (ハザード比 1.13; 95% 信頼区間 […]
【慢性骨髄性白血病（日本人）：一次治療（5年MMR）】「タシグナ」vs「グリベック」
ENESTnd（Int J Hematol） 日本人においても初めての治療を考える場合、「タシグナ」治療を選択することで「グリベック」治療を上回る […]
【BRAF陽性甲状腺がん】「タフィンラー＋メキニスト」
BRAFV600遺伝子陽性の人は「タフィンラー＋メキニスト」併用療法を選択することで、奏効が期待できる。 【発表】 2017年10月26日 【試験】 Phase 2 【原著】 J […]
【肝がん】「選択的内部照射」vs「ネクサバール」
手術、肝移植、局所アブレーションの適応とならない人は、イットリウム-90で標識したマイクロスフィアを用いた選択的内部照射(SIRT)を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。 「選 […]
【直腸がん：手術】「ロボット支援腹腔鏡下手術」vs「腹腔鏡下手術」
手術を行う場合、「ロボット支援腹腔鏡下手術」を選択しても開腹手術への移行の減少は期待しにくい。 【発表】 2017年10月24日 【試験名】 ROLARR〔NCT01736072〕 […]
【乳がん：術後治療(10年OS)】「EPC」vs「EC→P」
手術後の補助化学療法を考える場合、投与間隔を狭め、投与量を高めた「intense dose-dense EPC」を選択することで、10年生存率の向上が期待できる。 【発表】 201 […]
【大腸がん：術後治療】「S-1」vs「カペシタビン」
手術後の補助化学療法を考える場合、「S-1」治療を選択しても、「カペシタビン」治療に劣らない無病生存率は期待しにくい。 グレード3以上の有害事象は、「カペシタビン」では手足症候群（ […]
【乳がん】バベンチオ
数ラインの治療を受けた乳がんの人でPD-L1陽性の場合、抗PD-L1抗体「バベンチオ」治療を選択することで、奏効が期待できる。試験ではPD-L1陽性の場合、16.7%、PD-L1陽 […]
【ALK陽性/ROS1陽性肺がん：二次治療】ローブレナ
ALK融合遺伝子陽性の人やROS1陽性の人は、「ローブレナ」治療を選択することで、奏効が期待できる。ALK融合遺伝子陽性の人では、2ライン以上のALK-TKI治療を受けた人でも奏効 […]
【肺・胸腺カルチノイド】「アフィニトール」vs「シグニフォー」vs「アフィニトール＋シグニフォー」
肺または胸腺カルチノイドの人は「アフィニトール」単剤治療、「シグニフォー」単剤治療、「アフィニトール＋シグニフォー」併用療法の選択によって効果が期待できる。 「アフィニトール」単剤 […]
【去勢抵抗性前立腺がん：維持療法】「タスキニモド」vs「プラセボ」
ドセタキセル治療が終了した人は、「タスキニモド」治療を選択することで、画像診断上の無増悪生存期間の延長が期待できる。 「タスキニモド」治療を受けることで、グレード3以上の有害事象が […]
【ホジキンリンパ腫（PET陰性）：一次治療】「BEACOPP x 4」vs「BEACOPP x 6または8」
初めての治療を考える場合、中間PET-CT陰性の人では「増量BEACOPP」レジメンを2サイクル少なくしても無増悪生存期間は変わらない。 中間PET-CT陽性の人では「増量BEAC […]
【悪性黒色腫】「アフィニトール＋カルボプラチン＋パクリタキセル＋アバスチン」vs「カルボプラチン＋パクリタキセル＋アバスチン」
「カルボプラチン＋パクリタキセル＋アバスチン」治療に「アフィニトール」の上乗せを選択しても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい（ハザード比, 1.14; 95% 信頼区間, 0.8 […]
【嘔吐予防】「ジプレキサ(5mg/日)＋アロキシ＋イメンド＋デキサメタゾン」vs「ジプレキサ(10mg/日)＋アロキシ＋イメンド＋デキサメタゾン」
「シスプラチン」を含む高度催吐性化学療法の初回治療を受ける予定の人は「アロキシ＋イメンド＋デキサメタゾン」治療に「ジプレキサ 5mg/日」の上乗せを選択することで嘔吐の完全抑制率の […]
【乳がんまたは胃がん】エンハーツ
何種類もの標準治療を受けてきた人が次の治療を考える場合、HER2に対する抗体薬物複合体「エンハーツ」治療を受けた結果、43％の人で腫瘍が縮小した。 主な有害事象（グレード3または4 […]
【乳がん：末梢神経障害予防】「冷却グローブ＋パクリタキセル」vs「パクリタキセル」
乳がん治療のために「パクリタキセル」を投与する人は、点滴中の「冷却グローブ・ブーツ」着用を選択することで、しびれの発現率の低下が期待できる。 【発表】 2017年10月12日 【原 […]
【肺がん：二次治療（2年OS）】「オプジーボ」vs「ドセタキセル」
既に化学療法を受けたことがある人でも、「オプジーボ」治療を選択することで2年生存率の向上が期待できる。 治療関連有害事象（グレード3以上）は、「オプジーボ」治療を受けた人の10％、 […]
【HR陽性乳がん：術後治療（5年DFS）】「タモキシフェン→アリミデックス（6年）」vs「タモキシフェン→アリミデックス（3年）」
DATA（Lancet Oncol） ホルモン受容体陽性の人は、手術を受け、「タモキシフェンによる2〜3年の術後補助療法」後に、「アリミ […]
【去勢抵抗性前立腺がん：二次治療】「クスチルセン＋ジェブタナ＋プレドニゾン」vs「ジェブタナ＋プレドニゾン」
「ドセタキセル」治療後に病勢が進行した人は、「ジェブタナ＋プレドニゾン」治療にアンチセンスオリゴヌクレオチド「クスチルセン」治療の上乗せを選択しても、生存期間の延長は期待しにくい（ […]