
初めての化学療法を考える場合、「アブラキサン+カルボプラチン」を選択することで、「パクリタキセル+カルボプラチン」より腫瘍縮小効果が期待できる。特に「扁平上皮がん」ではより効果が期待できる。無増悪生存期間、生存期間は同程度。
「非扁平上皮がん」では効果は同程度。
「アブラキサン+カルボプラチン」を選択することで、グレード3以上の神経障害、好中球減少症、関節痛、筋肉痛の発現が減少することが期待できる。逆に血小板減少症、貧血が現れる可能性は高まるかもしれない。
【発表】
2012年4月30日
【原著】