【胃がん:一次治療(OS)】「カペシタビン+オキサリプラチン」vs「カペシタビン」

70歳以上の転移性胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カペシタビン」治療に「オキサリプラチン」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくいが、無増悪生存期間の延長は期待できる。

試験では、「カペシタビンオキサリプラチン」併用療法を受けた人(n=24)の生存期間は11.1ヵ月、「カペシタビン」単独治療を受けた人(n=26)の生存期間は6.3ヵ月であったが、統計学的に有意な差ではなかった。

【発表】

2017年1月21日

【試験】

Phase 3

【試験実施国】

韓国

【原著】

J Geriatr Oncol. 2017 ;8:170-175. [PubMed:28119041]