【肺がん:維持療法(PFS)】「スーテント」vs「経過観察」

ⅢBまたはⅣ期非小細胞肺がんと診断され、化学療法終了後に病勢の進行が認められなかった人が次の治療を考える場合、「スーテントによる維持療法」を選択しても無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。

スーテントによる維持療法」の主なグレード3または4の有害事象は、倦怠感(25%)、血小板減少症(12%)、高血圧症(12%)、皮疹(11%)、粘膜炎(11%)、好中球減少症(7%)、貧血(6%)。

【発表】

2017年2月1日

【試験名】

CALGB 30607(Phase 3)〔NCT00693992

【原著】

J Thorac Oncol. 2017 ;12:843-849.  [PubMed:28161554]