【基底細胞がん】「ビスモデギブ間欠投与」

MIKIE(Lancet Oncol)                      

多発性基底細胞がんの人は、「ビスモデギブ」の間欠投与を選択しても腫瘍数の減少が期待できる。

試験において「ビスモデギブ」を初回12週、その後「12週休薬+12週投薬」を3回繰り返す間欠投与を受けた人は、治療開始前の腫瘍数が平均62.7%減少。「ビスモデギブ」を初回24週、その後「8週休薬+8週投薬」を3回繰り返す間欠投与を受けた人は、治療開始前の腫瘍数が平均54.0%減少。

ビスモデギブ」の主な有害事象は、筋痙攣、CPK値上昇、クレアチンフォスフォキナーゼ上昇、低リン酸血症。

【発表】

2017年2月7日

【試験名】

MIKIE(Phase 2)〔NCT01815840

【原著】

Lancet Oncol. 2017 ;18:404-412. [PubMed:28188086]