治療の順番を考える場合、一次治療として「スーテント」を選択し、病勢進行した場合は「アフィニトール」を選択するという標準治療を選択すべき。
試験では、「スーテント→アフィニトール」治療の無増悪生存期間は22.2ヵ月、生存期間は29.5ヵ月。「アフィニトール→スーテント」治療の無増悪生存期間は21.7ヵ月、生存期間は22.4ヵ月。
二次治療におけるグレード3または4の有害事象は、「アフィニトール」治療を受けた人の47%、「スーテント」治療を受けた人の57%が経験した。
【発表】
2017年2月21日
【試験名】
RECORD-3(Phase 2)〔NCT01108445〕
【原著】
Ann Oncol. 2017 ;28:1339-1345. [PubMed: 28327953]
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