JACCRO PC-01(Cancer Chemother Pharmacol)
初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「S-1」の上乗せを選択することで、奏効率の向上が期待できる。
試験では「ゲムシタビン」治療に「S-1」の上乗せすることで奏効率が6.8%から28.3%に向上(p=0.005)。さらに無増悪生存期間は3.78ヵ月から6.15ヵ月に(p=0.0007)、生存期間は8.0ヵ月から13.7ヵ月に延長(p=0.035)。
主なグレード3または4の有害事象は好中球減少症(22.0%→54.7%)、血小板減少症(5.1%→15.1%)、皮疹(9.4%)。日本の試験成績。
【発表】
2012年1月17日
【試験名】
JACCRO PC-01(Phase 2)
【原著】
Cancer Chemother Pharmacol. 2012;69:1197-204. [PubMed:22249272]
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