非ステロイド型アロマターゼ阻害薬の投与を受けたが進行した人は、mTOR阻害薬「リダフォロリムス」+抗IGF-1受容体抗体「ダロツズマブ」の併用治療を選択しても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
試験では、「リダフォロリムス+ダロツズマブ」併用治療を受けた人の無増悪生存期間は21.4週、「アロマシン」治療を受けた人の24.3週と差はなかった(p=0.5)。
【発表】
2017年3月21日
【試験】
Phase 2〔NCT01234857〕
【原著】
Breast Cancer Res Treat . 2017;163:535-544. [PubMed:28324268]