プラチナ製剤を含む化学療法治療後再発または進行した人が次の治療を考える場合、「ヴォトリエント」治療を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。
試験では、「ヴォトリエント」治療を受けた人の生存期間は4.7ヵ月、「パクリタキセル」治療を受けた人の生存期間は8.0ヵ月であり、治療間に差はなかった(p=0.89)。また、無増悪生存期間は「ヴォトリエント」治療を受けた人で3.1ヵ月、「パクリタキセル」治療を受けた人で4.4ヵ月と治療間に差はなかった(p=0.67)。
「パクリタキセル」治療を受けた7.8%の人が、「ヴォトリエント」治療を受けた23.1%の人が毒性のため、治療を継続できなかった。
【発表】
2017年4月12日
【試験】
Phase 2〔ISRCTN73030316〕
【原著】