【卵巣がん:二次治療】「アバスチン+化学療法」vs「化学療法」

プラチナ製剤投与終了から6ヵ月以上経過後に再発した人は、「化学療法」への「アバスチン」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「パクリタキセルカルボプラチン」治療に「アバスチン」を上乗せした人(n=377)の生存期間(中央値)は42.2ヵ月、「パクリタキセルカルボプラチン」治療のみを受けた人(n=337)の生存期間は37.3ヵ月であった。治療間に統計学的に有意な差は認められなかった(p=0.056)。

アバスチンパクリタキセルカルボプラチン」治療を受けた人の96%に、グレード3以上の有害事象が現れた。「パクリタキセルカルボプラチン」治療を受けた人のでは86%であった。

アバスチン」の上乗せによって増加する有害事象は、高血圧(1%→12%)、倦怠感(2%→8%)、蛋白尿(0%→8%)。「アバスチンパクリタキセルカルボプラチン」治療を受けた3%の人(n=9)が、「パクリタキセルカルボプラチン」治療を受けた1%の人(n=2)が治療のために亡くなった。

【発表】

2017年4月21日

【試験名】

GOG-2013(Phase 3)〔NCT00565851

【原著】

Lancet Oncol. 2017 Apr 21. [PMID:28438473]