【肺がん:二次治療】「MK-2206+セルメチニブ」vs「MK-2206+タルセバ」vs「ネクサバール」vs「タルセバ」

EGFR、ALK遺伝子に変異がない既治療の人が、次の治療を考える場合、「MK-2206」を含む治療が有効であるが、KRAS遺伝子変異の有無は優れたバイオマーカーとはならない。

試験では、「タルセバ」治療を受けた人の病勢コントロール率は32%、「ネクサバール」治療を受けた人で46%、「MK-2206タルセバ」治療を受けた人で50%、「MK-2206セルメチニブ」治療を受けた人で53%であった。「MK-2206」はPI3K/AKT阻害薬、「セルメチニブ」はMEK1/2阻害薬。

KRAS遺伝子変異のある人では、「タルセバ」治療を受けた人の病勢コントロール率は20%、「ネクサバール」治療を受けた人で44%、「MK-2206タルセバ」治療を受けた人で25%、「MK-2206セルメチニブ」治療を受けた人で62%であった。

KRAS遺伝子変異野生型の人では、「タルセバ」治療を受けた人の病勢コントロール率は36%、「ネクサバール」治療を受けた人で47%、「MK-2206タルセバ」治療を受けた人で57%、「MK-2206セルメチニブ」治療を受けた人で49%であった。

無増悪生存期間と生存期間は、「タルセバ」治療を受けた人で1.8ヵ月、7.6ヵ月、「ネクサバール」治療を受けた人で2.1ヵ月、5.6ヵ月、「MK-2206タルセバ」治療を受けた人2.5ヵ月、8.2ヵ月、「MK-2206セルメチニブ」治療を受けた人2.2ヵ月、6.4ヵ月であった。

【発表】

2016年8月1日

【試験名】

BATTLE-2

【原著】

J Clin Oncol. 2016; 34:3638-3647. [PMID:27480147]