【BRCA陽性乳がん:二次・三次治療】「リムパーザ」vs「主治医による選択」

2ライン以下の化学療法歴があり、BRCA遺伝子陽性の人が次の治療を考える場合、PARP阻害薬「リムパーザ」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では、主治医によって選択された標準治療(ゼローダビノレルビンハラヴェン)を受けた人の無増悪生存期間が4.2ヵ月であったのに対し、「リムパーザ」治療を受けた人は7.0ヵ月と有意に延長(p<0.001)。

奏功率は、標準治療を受けた人で28.8%であったのに対し、「リムパーザ」治療を受けた人は59.9%と有意に向上。

グレード3以上の有害事象は、標準治療を受けた人の50.5%に発現したのに対し、「リムパーザ」治療を受けた人では36.6%であった。有害事象のため治療を中止した人は、標準治療を受けた人で7.7%、「リムパーザ」治療を受けた人で4.9%であった。

【発表】

2017年6月4日

【試験名】

OlympiAD(Phase 3)〔NCT02000622

【原著】

N Engl J Med. 2017;377:523-33.  [PMID:28578601]

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