【HER2陽性乳がん:術後治療】「パージェタ+ハーセプチン+化学療法」vs「ハーセプチン+化学療法」

HER2陽性の人は、手術後の補助療法を考える場合、「ハーセプチン+化学療法」に「パージェタ」の上乗せを選択することで浸潤性疾患のない生存期間の延長が期待できる。

試験では、「ハーセプチン+化学療法」に「パージェタ」を上乗せすることで、3年時の浸潤性疾患のない生存率が93.2%から94.1%に向上(p=0.045)。

リンパ節転移がある人では、「パージェタ」を上乗せすることで、3年時の浸潤性疾患のない生存率が90.2%から92.0%に向上(p=0.02)。リンパ節転移がない人では、「プラセボ」を上乗せした人が98.4%であったのに対し、「パージェタ」を上乗せした人で97.5%と治療間に差はなかった(p=0.64)。

【発表】

2017年6月5日

【試験名】

APHINITY(Phase 3)〔NCT01358877

【原著】

N Engl J Med 2017; 377:122-131 [PMID:28581356]

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