【膠芽腫:初発例】「アバスチン+放射線療法+テモダール」vs「放射線療法+テモダール」

初めての治療を考える場合、「放射線療法+テモダール」治療に「アバスチン」治療の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。

試験の主要評価項目は、無増悪生存期間と生存期間。試験では、「放射線療法+テモダール」治療に「アバスチン」治療を上乗せすることで、無増悪生存期間が6.2ヵ月から10.6ヵ月に延長(p<0.001)。生存期間は「アバスチン+放射線療法+テモダール」治療を受けた人で16.8ヵ月、「プラセボ+放射線療法+テモダール」治療を受受けた人で16.7ヵ月と治療間に統計学的な差は認められなかった(p=0.10)。

アバスチン」治療を上乗せすることで、グレード 3 以上の有害事象の発現率が51.3% から66.8%に上昇。治療に関連したグレード3以上の有害事象の発現率は、15.8%から32.5%に上昇。

本試験の結果を含む3試験の結果に基づいて、2013年6月14日に「アバスチン」について「悪性神経膠腫」の効能・効果の追加が承認された。

【発表】

2014年2月20日

【試験名】

AVAglio(phase 3)〔NCT00943826

【原著】

N Engl J Med. 2014;370:708-22. [PMID:24552318]

【外部リンク】