【未分化星細胞腫または膠芽腫】「テモダール」vs「放射線療法」

初めての治療を考える場合、「テモダール」単独治療を選択しても、「放射線療法」単独に劣らない生存期間および無イベント生存期間が期待できる。

試験では、「テモダール」単独治療を受けた人の生存期間は8.6ヵ月であり、「放射線療法」単独治療を受けた人の生存期間9.6ヵ月に劣らないことが示された(p=0.033、非劣性)。無イベント生存期間は、「テモダール」単独治療を受けた人が3.3ヵ月であり、「放射線療法」単独治療を受けた人の4.7ヵ月に劣らないことも示された(p=0.043、非劣性)。

MGMTメチル化を有する人では、「テモダール」の治療効果が高く、「放射線療法」単独治療を受けた人の無イベント生存期間が4.6ヵ月であったのに対し、「テモダール」治療を受けた人は8.4ヵ月であった。

テモダール」治療の主なグレード3または4の治療に関連した有害事象は、好中球減少症、リンパ球減少症、血小板減少症、肝酵素上昇、感染症、血栓塞栓イベント。

【発表】

2012年5月10日

【試験】

NOA-08(Phase 3)〔NCT01502241

【原著】

Lancet Oncol. 2012;13:707-15. [PMID:22578793]