【胃がん:一次治療】「ハーセプチン高用量+化学療法」vs「ハーセプチン標準用量+化学療法」

初めての治療を考える場合、「ハーセプチン」の2回目以降の用量を「6mg/kg」から「10mg/kg」に増量しても、生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「ハーセプチン+化学療法」において、「ハーセプチン」の初回用量として8mg/kgが投与された後、2回目以降の用量として高用量の「10mg/kg」を用いられた場合の生存期間が、標準用量の「6mg/kg」を用いた治療を対照に比較された。「化学療法」は「ゼローダシスプラチン」が用いられた。

ハーセプチン(標準用量)+化学療法」治療を受けた人の生存期間は12.5ヵ月であったのに対し、「ハーセプチン(高用量)+化学療法」治療を受けた人の生存期間は10.6ヵ月であり、治療間に差は認められなかった(p=0.2401)。

【発表】

2017年6月2日

【試験名】

HELOISE(Phase 3b)〔NCT01450696

【原著】

J Clin Oncol. 2017; 35: 2558–2567. [PMID:28574779]