1ライン以上のプラチナベースの化学療法を実施したことがある人は、「イレッサ」治療を選択することで、「ドセタキセル」治療に劣らない生存期間が期待できる。
試験では、「イレッサ」治療を受けた人の生存期間は7.6ヵ月で、「ドセタキセル」治療を受けた人の8.0ヵ月に対し、非劣性を示した。
「イレッサ」治療によって増加する主な有害事象は、皮疹/にきび(10%→49%)、下痢(25%→35%)。「イレッサ」治療によって増加する主な有害事象は、好中球減少症(74%→5%)、無力症(47%→25%)、脱毛症(36%→3%)。
【発表】
2008年11月22日
【試験名】
INTEREST(Phase 3)〔NCT00076388〕
【原著】
Lancet. 2008;372:1809-18. [PubMed:19027483]
【さらに詳しく】