【肺がん:高齢者】「ドセタキセル」vs「ビノレルビン」

70歳以上の人でも「ドセタキセル」治療を選択することで、「ビノレルビン」を上回る生存期間の延長は期待しにくいが、無増悪生存期間の延長が期待できる。試験では3.1ヵ月から5.5ヵ月に延長。日本における研究結果。

試験では3.1ヵ月から5.5ヵ月に延長。生存期間(この試験の主要評価項目)は9.9ヵ月と14.3ヵ月の差がついたが、統計学的には有意な差ではなかった。奏効率は9.9%から22.7%に向上した。また「ドセタキセル」治療を選択することで、肺がんに伴う症状が改善した。

ドセタキセル」治療を選択することで、グレード3以上の好中球減少症、白血球減少症が多く現れる可能性が高まる。試験ではそれぞれ「ドセタキセル」治療を受けた82.9%と58.0%の人に現れた。

【発表】

2006年8月1日

【試験名】

WJTOG 9904

【原著】

J Clin Oncol. 2006;24:3657-63.