【乳がん:術後治療】「ドセタキセル+シクロホスファミド」vs「エピルビシン+シクロホスファミド→ドセタキセル」

TOP2A遺伝子変異のない乳がんの女性は、手術後の補助化学療法として「エピルビシン」を含んでいないレジメンを選択しても、無再発生存率は変わらない。

試験では、「ドセタキセルシクロホスファミド」6サイクルを投与するアントラサイクリン系薬剤を含まないレジメンが、「エピルビシンシクロホスファミド」3サイクル後に「ドセタキセル」3サイクルを投与する標準治療とを無増悪生存期間について比較検証された。

5年無再発生存率は「エピルビシンシクロホスファミドドセタキセル」治療を受けた人が87.9%であったのに対し、「ドセタキセルシクロホスファミド」治療を受けた人では88.3%と治療間に差はなかった。

グレード3または4の発熱性好中球減少症頻度は「エピルビシンシクロホスファミドドセタキセル」治療を受けた10%の人に、「ドセタキセルシクロホスファミド」治療を受けた人6%に発現。「エピルビシンシクロホスファミドドセタキセル」治療を受けた人では、口内炎、筋肉関節痛、嘔吐・嘔気、倦怠感、末梢神経障害が高率に発現。「ドセタキセルシクロホスファミド」では浮腫が高率に発現。

【発表】

2017年6月29日

【試験】

DBCG 07-READ(Phase 3)〔NCT00689156

【原著】

J Clin Oncol. 2017 Jun 29. [PMID: 28661759]