肺または肝転移のある人が転移巣切除術後に「5-FU+ロイコボリン」治療を選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。
試験では、「転移巣切除術」後に「5-FU+ロイコボリン」治療を受けた人と「転移巣切除術」のみを受けた人の無増悪生存期間(p=0.058)および生存期間(p=0.095)に統計学的に有意な差は認められなかった。
【発表】
2008年9月15日
【試験名】
FFCD/ENG
【原著】
J Clin Oncol. 2008;26:4906-11. [PubMed: 18794541]