【結腸がん:術後治療】「イリノテカン+5-FU+ロイコボリン」vs「5-FU+ロイコボリン」

手術後の補助療法として「5-FUロイコボリン(de Gramont レジメン)」に「イリノテカン」の上乗せを選択しても無病生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「5-FUロイコボリン(de Gramont レジメン)」治療を受けた人の5年無病生存率は54.3%、「5-FUロイコボリンイリノテカン」治療を受けた人では56.7%と治療間に差はなかった。5年生存率も「5-FUロイコボリン」治療を受けた人で71.3%、「5-FUロイコボリンイリノテカン」治療を受けた人で73.6%と治療間に差はなかった(p=0.094)。

【発表】

2009年5月18日

【試験名】

PETACC-3(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2009;27:3117-25. [PubMed: 19451425]

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