【多発性骨髄腫:二次治療(OS)】「カイプロリス+デキサメタゾン」vs「ベルケイド+デキサメタゾン」

再発または治療抵抗性の人でも「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法を選択することで無増悪生存期間だけでなく、生存期間の延長も期待できる。

試験では「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法の無増悪生存期間について「ベルケイドデキサメタゾン」併用療法と比較され、無増悪生存期間については2016年にLancet Oncology誌に発表済み。

今回の発表は生存期間についての分析結果。「ベルケイドデキサメタゾン」併用療法を受けた人の生存期間が40.0ヵ月であったのに対し、「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法を受けた人では47.6ヵ月と延長(p=0.010)。

グレード3以上の有害事象は、「ベルケイドデキサメタゾン」併用療法を受けた人の71%が経験し、「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法を受けた人では81%が経験した。重篤な有害事象は、ベルケイドデキサメタゾン」併用療法を受けた人の40%が経験し、「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法を受けた人では59%が経験した。

カイプロリスデキサメタゾン」併用療法のグレード3以上の主な有害事象は、貧血(16% vs 10%)、高血圧(15% vs 3%)、肺炎(9% vs 9%)、血小板減少症(9% vs 9%)、倦怠感(7% vs 8%)、呼吸困難(6% vs 2%)、リンパ球数減少(6% vs 2%)、下痢(4% vs 9%)、末梢神経障害(1% vs 6%)。

【発表】

2017年8月23日

【試験名】

ENDEAVOR(Phase 3)〔NCT01568866

【原著】

Lancet Oncol. 2016 ;17:27-38. [PMID: 28843768]

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