【PS2肺がん:一次治療(OS)】「カルボプラチン+パクリタキセル」vs「シスプラチン+ゲムシタビン」

ECOG 1599(Phase 2)                      

PS 2の進行非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「シスプラチンゲムシタビン」治療または「カルボプラチンパクリタキセル」治療のいずれも選択することができる。

カルボプラチンパクリタキセル」を選択した場合、グレード3の神経障害、グレード3以上の好中球減少症が現れる可能性が高くなる。試験ではそれぞれの発現率は10%(vs. 0%)、59%(vs. 33%)。「シスプラチンゲムシタビン」を選択した場合、グレード3の血小板減少症、グレード3以上の倦怠感、グレード1以上のクレアチニン上昇が現れる可能性が高くなる。試験ではそれぞれの発現率は33%(vs. 14%)、22%(vs. 14%)、43%(vs. 6%)。

【発表】

2007年2月1日

【試験名】

ECOG 1599(Phase 2)

【原著】

J Clin Oncol. 2007;25:418-23. [PubMed:17264337]