プラチナ製剤最終投与から6〜12ヵ月以内に再発した人は、「プラチナ製剤を含む化学療法」を温存しても、生存期間の延長は期待しにくい。
試験では、「プラチナ製剤を含まない化学療法からスタートし、進行後にプラチナ製剤を含む化学療法」を受ける治療の生存期間を、標準治療である「プラチナ製剤を含む化学療法からスタートし、進行後にプラチナ製剤を含まない化学療法」を受ける場合と比較。
「プラチナ製剤を含む化学療法」を温存した人の生存期間は21.8ヵ月であったのに対し、「プラチナ製剤を含む化学療法」を先行した人では24.5ヵ月であり、治療間に差はなかった(p=0.06)。
【発表】
2017年8月21日
【試験名】
MITO-8(Phase 3)〔NCT00657878〕
【原著】
J Clin Oncol. 2017 Aug 21 [PubMed: 28825853]
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