初めての治療を考える場合、「化学療法」に「アバスチン」の上乗せを選択することで「死亡リスク」および「死亡または増悪リスク」の減少が期待できる。
4つの試験結果をメタ解析した結果、「化学療法」に「アバスチン」を上乗せすることで、「死亡リスク」を0.90に、「死亡または増悪リスク」を0.72に減少できることが示された。
【発表】
2012年11月23日
【原著】
Ann Oncol. 2013;24:20-30. [PubMed: 23180113]
【こちらの図鑑も合わせて見る(メタ解析の対象となった試験)】
- 〔ACF-0757g試験〕【肺がん:一次治療】「アバスチン+カルボプラチン+パクリタキセル」VS「カルボプラチン+パクリタキセル」
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- 〔AVAiL試験〕【肺がん:一次治療】「アバスチン+ゲムシタビン+シスプラチン」VS「ゲムシタビン+シスプラチン」
- 〔AVAiL試験〕【肺がん:一次治療(OS)】「アバスチン+ゲムシタビン+シスプラチン」VS「ゲムシタビン+シスプラチン」