【肺がん:PS 2】「カルボプラチン+ペメトレキセド」vs「ペメトレキセド」

PS 2の扁平上皮がんの人で初めての化学療法を考える場合、「カルボプラチンペメトレキセド」を選択することで「ペメトレキセド」単独治療を選択するより生存期間の延長が期待できる。試験では「カルボプラチン」追加併用によって5.3ヵ月から9.3ヵ月に延長。1年生存率は21.9%から40.1%に向上。

カルボプラチン」追加併用によって奏効率の向上も期待できる。試験では10.3%から23.8%に向上。無増悪生存期間の延長も期待できる。試験では2.8ヵ月から5.8ヵ月に延長。

カルボプラチン」追加併用によってグレード3以上の貧血と好中球減少症が現れる可能性が高まる。

【発表】

2013年6月17日

【試験】

Phase 3〔NCT01836575

【原著】

J Clin Oncol. 2013;31:2849-53. [PubMed: 23775961]

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