【肺がん:一次治療】「アリムタ+カルボプラチン+アバスチン」vs「パクリタキセル+カルボプラチン+アバスチン」

初めての治療を考える場合、「アリムタカルボプラチンアバスチン」治療(終了後、増悪がない場合は「アリムタアバスチン」による維持療法)を選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「アリムタカルボプラチンアバスチン」治療(終了後、増悪がない場合は「アリムタアバスチン」による維持療法)の生存期間について「パクリタキセルカルボプラチンアバスチン」治療(終了後、増悪がない場合は「アバスチン」による維持療法)と比較。

パクリタキセルカルボプラチンアバスチン」治療を受けた人は13.4ヵ月生存したのに対し、「アリムタカルボプラチンアバスチン」治療を受けた人は12.6ヵ月と治療間に差はなかった(ハザード比 1.00; 95%信頼区間 0.86 – 1.16; p=0.949)。

無増悪生存期間は、「アリムタカルボプラチンアバスチン」治療を受けた人は6.0ヵ月であり、「パクリタキセルカルボプラチンアバスチン」治療の5.6ヵ月に比べ延長(ハザード比 0.83; 95%信頼区間 0.71 – 0.96; p=0.012)。

薬剤関連有害事象(グレード3-4)について、「アリムタカルボプラチンアバスチン」治療を受けることで、貧血(2.7% → 14.5%)、血小板減少症(5.6%→23.3%)、倦怠感(5.0%→10.9%)が増加、好中球減少症(40.6%→25.8%)、発熱性好中球減少症(4.1%→1.4%)、感覚神経障害(4.1%→0%)が減少。

【発表】

2013年10月21日

【試験名】

PointBreak(Phase 3)〔NCT00762034

【原著】

J Clin Oncol. 2013;31:4349-57. [PMID: 24145346]

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