【肺がん:二次・三次治療】「スーテント+タルセバ」vs「タルセバ」

1−2ラインの化学療法を受けた人が次の治療を考える場合、「タルセバ」治療に「スーテント」の上乗せを選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。

試験では「スーテントタルセバ」併用療法を受けた人の生存期間を「プラセボ+タルセバ」治療を受けた人と比較。「プラセボ+タルセバ」治療を受けた人の生存期間は8.5ヵ月であったのに対し、「スーテントタルセバ」併用療法を受けた人は9.0ヵ月と治療間に差はなかった(ハザード比, 0.922; 95%信頼区間, 0.797 – 1.067; p=0.1388)。

無増悪生存期間は「タルセバ」に「スーテント」を上乗せすることで2.0ヵ月から3.6ヵ月に延長(ハザード比, 0.807; 95%信頼区間, 0.695 – 0.937; p=0.0023)。「タルセバ」に「スーテント」を上乗せすることでグレード3以上の有害事象の発現率が高まる。主なものは皮疹/皮膚炎、下痢、無力症/倦怠感。

【発表】

2012年5月7日

【試験】

Phase 3

【原著】

J Clin Oncol. 2012;30:2070-8. [PMID: 22564989]