【甲状腺髄様がん(PFS)】「カボメティクス」vs「プラセボ」

EXAM(JCO)                           

根治切除不能な甲状腺髄様がんと診断された人が治療を考える場合、「カボメティクス」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

カボメティクス」治療中の薬剤に関連した主な有害事象は、下痢、手掌・足底発赤知覚不全症候群、体重減少/食欲減退、悪心、倦怠感。このため79%が減量、16%が中止が必要となった。

【発表】

2013年9月3日

【試験名】

EXAM(Phase 3)〔NCT00704730

【試験参加国】

米国、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシア、インド、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ペルー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2013;31:3639-46. [PubMed: 24002501]

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