【肺がん(ステージⅢ):化学放射線療法】「MVP」vs「イリノテカン+カルボプラチン」vs 「パクリタキセル+カルボプラチン」

手術ができない人が、化学放射線療法を考える場合、「イリノテカンカルボプラチン」または「パクリタキセルカルボプラチン」を選択しても、「マイトマイシンビンデシンシスプラチン(MVP)」を選択した場合に劣らない生存期間を期待しにくい。

試験におけるMVP群に対するハザード比の信頼区間上限値は、「イリノテカンカルボプラチン」群で1.402、「パクリタキセルカルボプラチン」群で1.204でともに設定していた非劣性マージン(1.176)を超え、非劣性は証明できなかった。

イリノテカンカルボプラチン」または「パクリタキセルカルボプラチン」を選択した場合、グレード3以上の好中球減少症、白血球減少、貧血、血小板減少症、発熱性好中球減少症、悪心、嘔吐、倦怠感、便秘が有意に少なかった。

【発表】

2010年7月12日

【試験名】

WJTOG0105(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2010;28:3739-45. [PMID: 20625120]

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