【肝細胞がん:中等度進行(PFS)】「ネクサバール+TACE」vs「TACE」

TACE 2(Lancet Gastroenterol Hepatol)             

切除不能な中等度進行進行肝細胞がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「肝動脈化学塞栓療法(TACE)」治療に「ネクサバール」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

TACEネクサバール」の主な有害事象(グレード3または4)は、倦怠感(18%)、腹痛(13%)、下痢(10%)、胃腸障害(11%)、手足症候群(8%)。

【発表】

2017年6月23日

【試験名】

TACE 2(Phase 3)〔ISRCTN93375053

【原著】

Lancet Gastroenterol Hepatol. 2017;2:565-575. [PubMed: 28648803]