【慢性リンパ性白血病:二次治療(PFS)】「イムブルビカ」vs「アーゼラ」

RESONATE(NEJM)                        

再発・難治性の慢性リンパ性白血病の人でも、「イムブルビカ」治療を選択することで、「アーゼラ」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。「イムブルビカ」治療を選択することで、生存期間の延長も期待できる(HR 0.43 95%CI 0.24-0.79, p=0.005)。「イムブルビカ」治療を受けた90%は1年後も生存していた(vs 81%)。

イムブルビカ」治療を受けた42.6%は治療に奏効した(vs 4.1%、p<0.001)。

イムブルビカ」治療を選択することで血液毒性以外に下痢、倦怠感、発熱、悪心を経験する可能性が高く、「アーゼラ」治療を選択した場合は倦怠感、注射部位反応、咳を経験する可能性が高い。

【発表】

2014年5月31日

【試験名】

RESONATE(Phase 3)〔NCT01578707

【原著】

N Engl J Med. 2014 ;371:213-23. [PubMed: 24881631]

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