TEXT/SOFT(NEJM)
閉経前でホルモン受容体陽性乳がんと診断された女性が手術後の治療を考える場合、「アロマシン+LH-RHアゴニスト等による卵巣機能抑制」を選択することで「タモキシフェン+ LH-RHアゴニスト等による卵巣機能抑制」を選択した場合を上回る5年無増悪生存率が期待できる。
【発表】
2014年6月1日
【試験名】
TEXT(Phase 3)〔NCT00066703〕/SOFT(Phase 3)〔NCT00066690〕
【原著】
N Engl J Med. 2015 ;372:436-46. [PubMed: 24881463]
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【さらに詳しく】
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