【多発性骨髄腫:二次治療(OS)】「カイプロリス+レブラミド+デキサメタゾン」vs「レブラミド+デキサメタゾン」

多発性骨髄腫と診断され、1〜3ラインの治療を受けた人が次の治療を考える場合、「レブラミドデキサメタゾン」治療に「カイプロリス」上乗せを選択することで、無増悪生存期間だけでなく、生存期間の延長も期待できる。

カイプロリスレブラミドデキサメタゾン」治療の主な有害事象(グレード3以上)は、急性腎不全(3.8% vs 3.3%)、心不全(4.3% vs 2.1%)、虚血性心疾患(3.8% vs 2.3%)、高血圧(6.4% vs 2.3%)、造血性血小板減少症(20.2% vs 14.9%)、末梢神経障害(2.8% vs 3.1%)。

【発表】

2018年1月17日

【試験名】

ASPIRE(Phase 3)〔NCT01080391

【原著】

J Clin Oncol. 2018 ;36:728-734. [PubMed: 29341834]

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