HER2陽性の人が術前補助化学療法を考える場合、化学療法に「ハーセプチン」の上乗せを選択することで3年無イベント生存率の向上が期待できる(ハザード比 0.59 95%信頼区間 0.38-0.90)。
化学療法は、まず「AT療法(ドキソルビシン+パクリタキセル)」を3週おきに3サイクル、「パクリタキセル」を3週おきに4サイクル、次に「CMF療法(シクロホスファミド、メトトレキサート、5-FU)」を4週おきに3サイクル実施。
【発表】
2010年1月30日
【試験名】
NOAH(Phase 3)〔ISRCTN86043495〕
【原著】
Lancet. 2010;375:377-84. [PubMed: 20113825]
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