【ALK陽性肺がん:一次治療(OS)】「ザーコリ」vs「化学療法」

PROFILE 1014(JCO)                       

ALK融合遺伝子陽性非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ザーコリ」治療を選択することで「ペメトレキセド+プラチナ製剤」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。

ザーコリ」治療の4年生存率は56.6%、「ペメトレキセド+プラチナ製剤」治療の4年生存率は49.1%であった。

【発表】

2018年5月16日

【試験名】

PROFILE 1014(Phase 3)〔NCT01154140/jRCT2080221424

【試験参加国】

日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、北海道がんセンター、兵庫県立がんセンター、神奈川県立循環器呼吸器病センター、東北大学病院、岡山大学病院、静岡県立静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院、山口宇部医療センター、九州がんセンター、九州大学病院)、米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、インド、アイルランド、イタリア、韓国、ルクセンブルク、メキシコ、オランダ、ノルウェー、ペルー、ポルトガル、ロシア、シンガポール、南アフリカ、スペイン、スイス、台湾、ウクライナ、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2018 ;36:2251-2258.  [PubMed: 29768118]

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