HR陽性かつHER2陰性の進行乳がんと診断された、閉経前の女性が初めての内分泌療法を考える場合、「内分泌療法(ゾラデックス+アリミデックスまたはフェマーラ、タモキシフェン)」に「リボシクリブ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
「リボシクリブ+内分泌療法」を受けた人で10%以上の人が経験したグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(61% vs 4%)、白血球減少症 (14% vs 1%)。 「リボシクリブ+内分泌療法」を受けた人の4%が有害事象のため治療を中止した(vs 3%)。
【発表】
2018年5月24日
【試験名】
MONALEESA-7(Phase 3)〔NCT02278120〕
【原著】
Lancet Oncol. 2018;19;904-915. [PubMed: 29804902]
【こちらの図鑑も合わせて見る】