切除不能または転移が確認された人が初めての治療を考える場合、「ドキソルビシン」治療に「イホスファミド」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。
試験では「ドキソルビシン」治療に「イホスファミド」の上乗せすることで、グレード3または4の白血球減少症(18% → 43%)、好中球減少症(37% → 42%)、発熱性好中球減少症(13% → 46%)、貧血(5% → 35%)、血小板減少症(1%未満 → 33%)を経験した人が増加した。
【発表】
2014年3月5日
【試験名】
EORTC 62012(Phase 3)〔NCT00061984〕
【原著】
Lancet Oncol. 2014;15:415-23. [PubMed: 24618336]