【食道がん:化学放射線療法】「FOLFOX」vs「5-FU+シスプラチン」

手術の適応とならない人が根治目的とした化学放射線療法を考える場合、「FOLFOX」を選択しても、「5-FUシスプラチン」治療を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

グレード3または4の有害事象の発現率には差はないが、グレード1以上の有害事象の種類に差がある。

試験において「FOLFOX」治療を受けた5%以上の人が経験したグレード1以上の有害事象

  • 知覚異常(47% vs 2%, p<0.0001)
  • 感覚神経障害(11% vs 2%, p=0.002)
  • AST値上昇(11% vs 2%, p=0.002)
  • ALT値上昇(8% vs 2%, p=0.012)

試験において「5-FUシスプラチン」治療を受けた5%以上の人が経験したグレード1以上の有害事象

  • 血清クレアチニン値上昇(3% vs 12%, p=0.007)
  • 粘膜炎(27% vs 32%, p=0.011)
  • 脱毛(2% vs 9%, p=0.005)

【発表】

2014年2月18日

【試験名】

PRODIGE5/ACCORD17(Phase 2/3)〔NCT00861094

【原著】

Lancet Oncol. 2014;15:305-14. [PMID: 24556041]