【胃がん:一次治療(PFS)】「カペシタビン+シスプラチン」vs「S-1+シスプラチン」

XParTS II(Eur J Cancer)                     

初めての治療を考える場合、「カペシタビンシスプラチン」治療を選択しても「S-1シスプラチン」治療を選択しても同程度の無増悪生存期間が期待できる。

奏効率は「カペシタビンシスプラチン」治療を選択することで向上が期待できる(42.4% → 69.4% p=0.0237)。

カペシタビンシスプラチン」治療の主なグレード3以上の有害事象は、貧血(20% vs 16%)、好中球減少症(18% vs 9%)、食欲不振(13%  vs 18%)。

【発表】

2018年8月7日

【試験名】

XParTS II(Phase 2)〔NCT01406249 、UMIN000006045

【原著】

Eur J Cancer. 2018 ;101:220-228. [PubMed: 30096702]

【さらに詳しく】