初回治療を受けた後に再発した、1p/19q共欠失のない人が次の治療を考える場合「テモダール」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても、24ヵ月生存率の向上は期待しにくい。
主な有害事象は血液毒性。「テモダール」単独治療を受けた23%、「アバスチン+テモダール」併用療法を受けた33%の人がグレード3または4の血液毒性を経験した。
主な非血液毒性は感覚神経障害、倦怠感。「テモダール」単独治療を受けた79%、70%の人と、「アバスチン+テモダール」併用療法を受けた86%、56%の人がグレード1以上の感覚神経障害、倦怠感を経験した。
「テモダール」単独治療に「アバスチン」を上乗せすることで感染症を経験するリスクが23%から38%に上昇。
【発表】
2018年8月13日
【試験名】
TAVAREC(Phase 2)〔NCT01164189〕
【原著】
Lancet Oncol. 2018 ;19:1170-1179. [PubMed: 30115593]