【限局型小細胞肺がん:維持療法(OS、PFS)】「イリノテカン+シスプラチン」vs「エトポシド+シスプラチン」

限局型小細胞肺がんと診断された人が化学放射線療法後(1コースのエトポシドシスプラチンと胸部放射線 多分割照射同時併用療法)の維持療法を考える場合、「イリノテカンシスプラチン」を選択しても「エトポシドシスプラチン」を選択した場合を上回る生存期間は期待しにくい。

イリノテカンシスプラチン」治療を受けた人のうち、グレード3または4の好中球減少症を78%(vs 95%)、貧血を35%(vs 39%)、血小板減少症を21%(vs 5%)、発熱性好中球減少症を17%(vs 14%)、下痢を2%(vs 10%)の人が経験した。

【発表】

2013年12月3日

【試験名】

JCOG0202(Phase 3)〔NCT00144989

【原著】

Lancet Oncol. 2014;15:106-13. [PubMed: 24309370]

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