【多発性骨髄腫:二次治療】「カイプロリス+デキサメタゾン」vs「ベルケイド+デキサメタゾン」

再発または治療抵抗性の人が次の治療を考える場合、「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法の無増悪生存期間について「ベルケイドデキサメタゾン」併用療法と比較。11.9ヵ月の追跡の結果、「ベルケイドデキサメタゾン」併用療法を受けた人の無増悪生存期間が9.4ヵ月であったのに対し、「カイプロリスデキサメタゾン」併用療法を受けた人では18.7ヵ月と延長(p<0.0001)。

重度の有害事象は「カイプロリス」併用治療で48%、「ベルケイド」併用治療で36%発生。

本試験の結果を受け、米国では、2016年1月「カイプロリスデキサメタゾン」にて、「1〜3回の前治療を受けた再発又は難治性の多発性骨髄腫」を効能・効果として承認され、欧州では、2016年6月「1回以上の前治療歴を有する多発性骨髄腫」を効能・効果として承認され、日本でも、2017年5月18日、「再発または難治性の多発性骨髄腫」に対する用法・用量として、「デキサメタゾン」との併用が追加承認された。

【発表】

2015年12月3日

【試験名】

ENDEAVOR(Phase 3)〔NCT01568866

【原著】

Lancet Oncol. 2016 ;17:27-38. [PMID:26671818]

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