RAINFALL(Lancet Oncol)
初めて治療を考える場合、「カペシタビン(または5-FU)+シスプラチン」治療に「サイラムザ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。
「サイラムザ+化学療法」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(26% vs 27%)、貧血(12% vs 14%)。
本試験結果は、2018年1月18日から20日まで米サンフランシスコで開催された「ASCO GI 2018」にて発表された。また、それに先駆けて、2017年12月15日、本試験結果のプレスリリースがイーライリリー社より発表され、そこで規制当局への承認申請を行わないことも発表している。
【発表】
2019年2月1日
【試験名】
RAINFALL(Phase 3)〔NCT02314117〕
【原著】
Lancet Oncol. 2019 ;20:420-435. [PubMed: 30718072]
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