【HER2陽性乳がん:術前治療】「パージェタ+ハーセプチン+ドセタキセル」vs「ハーセプチン+ドセタキセル」vs「パージェタ+ハーセプチン」vs「パージェタ+ドセタキセル」

HER2陽性の人では、手術の前の治療として「パージェタハーセプチンドセタキセル」治療を選択することで5年無増悪生存率の向上が期待できる。試験では5年無増悪生存率が「パージェタハーセプチンドセタキセル」治療を受けた人で86%、「パージェタドセタキセル」治療を受けた人では73%であり、この2つの治療間の差は統計学的に有意な差であった。また、手術後に病理学的完全寛解が確認できた人では、術後5 年経っても増悪せずに生存している可能性が高い。

高頻度に現れたグレード3以上の有害事象は、好中球減少症、発熱性好中球減少症、白血球減少症であった。重篤な有害事象が発現する可能性はどの治療を選択しても差がない。

【発表】

2016年5月11日

【試験名】

NeoSphere(Phase2)

【原著】

Lancet Oncol. 2016 May 11.