【PD−L1陽性肺がん:一次治療】「キイトルーダ」vs「化学療法」

EGFR遺伝子変異もALK融合遺伝子変異も陰性の人が初めての治療を考える場合、腫瘍細胞のPD-L1発現割合(TPS)が50%以上であれば、「キイトルーダ」単剤治療を選択することで、プラチナ製剤を含む化学療法を選択する場合より、生存期間の延長が期待できる。

ただし、本試験におけるTPS 1-49%の人における解析では、「キイトルーダ」単剤治療による「化学療法」に対する生存期間の優位性を示すことはできなかった。

無増悪生存期間について

  • TPS≧50% 「キイトルーダ」単剤 7.1ヵ月(vs 6.4ヵ月)HR 0.81(0.67-0.99) p=0.0170
  • TPS≧20% 「キイトルーダ」単剤 6.2ヵ月(vs 6.6ヵ月)HR 0.94(0.80-1.11)
  • TPS≧1% 「キイトルーダ」単剤 5.4ヵ月(vs 6.5ヵ月)HR 1.07(0.94-1.21)

キイトルーダ」単剤治療を選択することでグレード3以上の治療関連有害事象を経験するリスクの軽減が期待できる(18% vs 41%)。

【発表】

2019年4月4日

【試験名】

KEYNOTE-042(Phase 3)〔NCT02220894

【原著】

Lancet. 2019 Apr 4. [PMID: 30955977]

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