【膠芽腫:二次治療】「スチバーガ」vs「ロムスチン」

術後化学放射線療法後に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「スチバーガ」治療を選択することで「ロムスチン」を選択した場合より、生存期間の延長が期待できる。

グレード3または4の有害事象を「スチバーガ」治療を受けた人の56%が経験し、「ロムスチン」治療を受けた人の40%が経験した。「スチバーガ」の主なグレード3または4の治療関連有害事象は、手足皮膚反応、リパーゼ上昇、ビリルビン上昇で、それぞれ10%の人が経験した。「ロムスチン」の主なグレード3または4の治療関連有害事象は、血小板数減少(13%)、リンパ球数減少(13%)、好中球減少(12%)。

【発表】

2018年12月3日

【試験名】

REGOMA(Phase 2)〔NCT02926222

【原著】

Lancet Oncol. 2019;20:110-119. [PubMed: 30522967]

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