【卵巣がん:一次治療】「パクリタキセル+カルボプラチン+トレバナニブ」vs「パクリタキセル+カルボプラチン」

初めての治療を考える場合、「パクリタキセルカルボプラチン」治療に「トレバナニブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

パクリタキセルカルボプラチントレバナニブ」治療を受けた人の76%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した(vs 71%)。主なグレード3以上の治療関連有害事象は好中球減少症(35% vs 38%)、貧血(11% vs 12%)、白血球減少症(12% vs 10%)。

【発表】

2019年5月7日

【試験名】

TRINOVA-3/ENGOT-ov2/GOG-3001(Phase 3)〔NCT01493505

【原著】

Lancet Oncol. 2019 ;20:862-876. [PubMed:31076365]