【多発性骨髄腫:二次治療(PFS)】「ポマリスト+ベルケイド+デキサメタゾン」vs「ベルケイド+デキサメタゾン」

OPTIMISMM(Lancet Oncol)                   

多発性骨髄腫と診断され、「レブラミド」を含む1〜3ラインの治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ベルケイドデキサメタゾン」治療に「ポマリスト」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

主なグレード3または4の治療関連有害事象は好中球減少症(42% vs 9%)、発熱性好中球減少症(3% vs 0%)、感染症(31% vs 18%)、血小板減少症(27% vs 29%)。

本試験の結果に基づいて、2018年9月26日、「ポマリスト」について、「ベルケイド」と「デキサメタゾン」との3剤併用療法が承認申請され、2019年5月22日、承認された。

【発表】

2019年5月13日

【試験名】

OPTIMISMM(Phase 3)〔NCT01734928

【原著】

Lancet Oncol. 2019 ;20:781-794. [PubMed:31097405]

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